7年経ちました

55政党というブログからの

「日本型安心社会」の構築 

首相官邸で「安心社会実現会議」(座長=成田豊・電通最高顧問)というのが開かれたそうだ。

「日本型安心社会」の構築を―安心社会実現会議
---CBニュースbyキャリアブレーン

「安心・安全」の脅威はとどまるところを知らない。
もしホントに、国民がこのごろの世論のように「安心・安全」を追い求めているとするならば・・ それは日本の敗北であろう。

記事の中心は麻生総理の話しになっている。
矛盾だらけで是非読んでもらいたいのだが・・

まず何よりの深刻とは(この記事はあたかも社会の不安が拡大しているかのように思えてしまうが・・)
●社会は昭和時代とは比べものにならないほど「安心・安全」になっている
●にもかかわらず、「安全・安心」が脅かされているという解釈が広がっている
・・・そのことにある。

「個人の勝手自由の拡大」と「不安を煽る世論」が作り上げるどうしようもない社会こそがアメリカンスタイルであり、日本もその傾向が強い。

事実は、「安全・安心」が脅かされているのではなく、「安全・安心」を追い求める執着心が拡大しているだけだ。
何度も言っているように、ホントに「安全・安心」を求めているというのならば、北朝鮮が日本にミサイルを打ってくる確率よりも、豚インフルに感染する確率よりも、ずっと関東大震災が起こる確率の方が高いんだ。
●本当に私たちが「安全・安心」を求めている
●その上で、政府が対応しなければならない
というのならば、まず真っ先にやるべきことは、①首都機能の移転or分散 ②本社機能の移転or分散の勧め だということになる。

私たちは、本当は「安心・安全」など求めていない。
気になってしまうネタに執着しているだけなんだ。

「安全・安心」を煽って行動を正当化させる手法というのは、時の権力やメディア(特に広告戦略)にとって一番手堅い手法だろう。

この会議は、最高顧問が電通の人間であり、しかも官邸に設けられている。
いくらなんでも、そこまで露骨にこのような悪質な行為が行われていい理由などない。
『不安』とは最もスバラシイ広告戦略---55政党


ちょっと記事から一部抜粋しよう...
■■□
会合では、渡辺恒雄・読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆が、現在の厚生労働省が行政官庁として「肥大化」しているなどとして、「雇用・年金省(庁)」と、「医療・介護省(庁)」に分割することを提案。一方、麻生首相は「国民生活に力を入れる省をつくったらどうか」などと述べ、「国民生活省」構想にも触れた。
□■■
この話しは、会話のキャッチボールにさえなっていない。
“厚生労働省が「肥大化」”とは拡大傾向に触れているということだ。
舛添さんが言ったように、「厚労省は担当分野が多すぎる」というのであれば、それは分割をすべきだとなるだろう。
ところがこのように「肥大化」と言っているものに対し、分割してしかも新しい省庁を作ろうか・・・などと、それはつまり肥大化ということだ。

肥大化している!という指摘に対し、「じゃあ、もっと肥大化させようか!」と答えているんだ、この総理大臣は。ちょっと、いくらなんでも.... 正直、というか率直に言って、「この人が総理では問題がある。」だろう。


あえて言うなら、昔と比べて「安心・安全」が縮小している部分かもしれないと思える部分・・
それは●「お上」がちゃんとやってない ことにある。「お上」とは、政府・行政のことだ。
それに対する回答が、「お上の拡大」でいいわけがない。

一昔前は、政府・行政への信頼がもうちょっとあった。それは情報隠ぺいのおかげでもあるが、実際にそのようになってきていると解釈されてもしかたがない現状であろう。



「安心・安全になっとくぶんには問題ないんじゃないの?」
....そう思う人もいるだろうか、であればもう一度最初から読んで欲しい。
社会に対する「安心・安全」は明らかに増えている。
今追い求めているのは、「不安への執着」であって、それは妄想とも幻想とも言えるものだ。自分らで作りだした幻なんですよ。
つまりそれは人間性ということなんだが、それは「幻」だから、その幻覚を作り出している当人を治癒させない限り、一生消えることはないということ。

そして、電通など広告戦略で不安を過度に煽って、消費行動に結びつけるだけならまだマシで、不安を過度に煽って公機関を強化することなど問題でないわけがない。

この総理は危険人物だ。
恐らく、自身の視点に固執して、このような視点が存在することを知らないだけなのであろうが、結果的に危険であることには変わりがない。一刻も早く変わってもらわなければならない。



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