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7年経ちました

55政党というブログからの

民主:政策集インデックス 

基本的には、思ったほど偏った主張はない。
だからこそ、ニュースでもそれほど上がってこなかったんだろう。
ただ... 民主は基本的にいつも手段を間違う。目的ベースの政策集なので、手段のほうを注目していこう。

全体としては、●男女平等 ●人権方面 ●雇用方面 ●弱者救済 関連がやはり私には受け入れられない。
んだが、それでこそ民主党であるので、そこは譲れない部分なんだろう。
こちらがそれを受け入れられない何よりの理由とは、それらは真に深刻な社会を招いてしまうということ。んだから本来はとっても深刻だ。がしかし、そここそをこの人らは認めない。

公務員改革のほかに、公共サービスの改善も謳われていた。
公務員がこのようにあるのは、縛りがガチガチであるからでもある。
そしてだからこそ、真っ当ともいえないようなものを外注にしてしまうし、高給取りで人手が余っているハズなのに契約社員の採用が収まらない。
雇用対策は基本的に縛りや制限を増やすものが多い。公務員がこのようになってしまった原因から、そのことの問題に気付いてくれてもいいハズなんだが...。
まあしかし、公務員の労働基本権の復活が謳われており、これは素晴らしい。
是非、進めて頂きたい。

消費者保護方面は一切納得できない。
人の消費行動が、他人に決めてもらわなければ判断できないようになってはどうしようもない。
消費行動というのは、思っている以上に大切なことだ。
政治改革方面でよく使われている手法・・ “見える化”方面での対策に留めておいてもらいたいものだ。


選挙権の18歳引き下げは私は反対だ。
第一、高校まで公費で出してあげるんだからそれでは実質義務教育のようなもの。であれば、ほかの年齢制限と合っていなくても19歳とすべきだ。そして、であれば「今のままでいいか・・」となるべきだろう。
ここの重要性は、あくまでも厳罰化と絡むことだ。選挙権がある=社会成人。決して選挙権のみの話しには収まらない。

相続税にも一部触れている。徴収をどうこうするという視点は薄いが、“社会保障費に充てる”可能性が示唆されており、良い方向だ。

永住外国人の地方参政権は、私は賛成だ。ずっと住んでるんだから生活密着部分で参政権がないのはおかしい。

そして年金方面はかなり猛烈に同意できるのに驚いた。
先々の増税込み込みプランかもしれないが・・ 増税の可能性だけを先に流し続ける前政府とは大違いだ。
消費税5%は全額、全国民最低保証年金に充てる。
現行の徴収方法分は、そっからの上乗せ分となるイメージで、これは減額も可能であるハズだ。
歳入庁&税・年金一括&背番号制も歓迎する。

通信・放送関連もなかなか良い。
郵政は基本的に反対だ。

教育については、まず全体の投入パイを広げることが問題だ。
OECDが何だろうと、教育は今がバブルだと認識している。
そして“教育の質”絡みで、民主の問題点が露呈している。
“教員過程を6年に延ばす”としているが・・ 恐らく今露呈している教員の問題点は、新卒であることが何よりも大きいハズ。問題のほとんどは人間性に起因する。
であるならば、新卒ガチガチ路線はわざわざ堅持したいんだと解釈するわけだ。
ベンチャー支援強化部分でも、大学ベンチャー支援に偏っている印象を受けるし、学校重視の秩序づくりを意図的に維持したいと思われる。
もちろん、“教師の質”は“教える能力の質”であることがもっとも重要だ。しかし、ここでも取り上げているように、噴出している問題点のほとんどはそこにない。ということは、わざわざ問題点の改善を取り上げておいて・・ そこへの対策を後回しにしているということになる。

行政サービス職や教師は、新卒でないことがむしろ重要だ。
学校→試験→資格 という質の担保方法にこだわっていてはいけない。

外務・外交・国防方面は特に目立ったものはない。想定内だ。
農業関連やCO2方面は私はあまりよくわからないので触れない。

最後に医療・介護方面。
医師のみならず、コメディカルも増やすとしているが・・・
正直ベース、大学病院では医師もコメディカルも余っている。(当人たちにとってはそうは思えないんだろうが、医療というのは人手があればあるだけ必要になってしまうものだ。私の意見は、大学病院とそうでない病院の差があまりにも激しい・・ ということ。)
医院含め、本当は適正配置が望ましい。
子供・行革・産業と、縦割り行政の弊害はかなり厚く扱っている。
にも拘らず、大学病院は文科省、その他病院は厚労省には触れられていない。
この辺も、「とにかく学校中心の秩序を維持したい」「教育に予算を注ぎたい」に違いないんだなと感じてしまう部分だ。



民主党の描く未来の通りになると、とても安全・安心で、とても息苦しく、生きる希望の持てない国家になってしまう。がしかし、それはずっと民主がやってくんじゃないし、先々いつか気づくからそれほど心配はしていないけどね....。


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