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55政党というブログからの

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『イキガミ』 

今日はレンタルで『イキガミ』を見た。

いきがみ

マンガのほうをちょっと知っていて、それほど好きではなかったんだが・・ 
まあしょうがない、と思って見ていたんだが・・・ もう泣けて泣けて。
『フラガール』以来の、嗚咽っちゃうのを止められない状態だった。


とにかくそれは、山田孝之と成海璃子の兄弟の部分なんだが・・
まずはあまりにも役がハマっている。

私のように、若干ストーリーを知っている人でも、ちょっと軽くキャッチ的なものに触れた人でも、「大よそ中身は見えている」と感じてよけている人もいるんじゃないだろうか。
本来価値があるのは、このコンセプトだ。しかし、映画でもそっち方面の見せ場は笹野のじっちゃんの「時が来るまで待つことです。」くらいで、劇団ひとりと風吹の思想を是正された人間の存在で軽く締めている程度だ。

マンガではもうちょっと、この世界観を受け入れている(その制度が出来てから結構時間が経っている社会な)印象を受けた。つまりは、もうちょっと世の中がもっと堕落し、無責任な社会の印象があり、この映画ではもっともっと制度が出来たてなような背景を感じる。
病院の周囲の協力姿勢など、あまりにも良心に包まれ、理解があり過ぎた。



私はこのような、本来泣かせるためのような映画は好みじゃない。が、社会実験的リアルを持ちこむものは結構好きだ。
この映画は、出会い系的よろしくないサイトに一度でもアクセスしまったら電話がかかってくる、あの取り立て屋みたいな職業がさらっと肯定されて(社会に認知を得て)出てくる。そしてかなり残虐な映像も出てくる。の割には... 本来ならあまりにきれい事だ。
1ヶ月で60人以上も殺されていれば、確かに特異な環境の人間にも当たるだろう... そこは気にならない。そうではなく、自殺をしようとしていた引きこもり人間が、あの短時間で何かに気づくのは無理があると感じる。
そして注目の兄弟は... これではあまりにもかわいそう過ぎる子供人生なんだが、二人の演技やハマリ具合、何とまともに育ったことなどがそこを忘れさせる。
1日では妹の理解を待っていられない。松田翔太の作戦は正しかった。だけどホントは、山田のあのキャラがああだからこそ選択肢に入ってきた作戦であり、中々思いつけない。
その根拠を、引きこもりの残りの1時間に無理やり当てはめているが・・ あそこまで追いかけて行った末の発砲事件及び銃殺の直後に、そのことに気づける神経は尋常ではない。



この映画を無理やり右翼思想への反対と捉えようと思えば出来る。
が、現代の全体主義は右も左も似たようなものだ。
そして現実・・・ 
交通事故で両親をなくしてしまった人は存在する。
そして失明してしまった人も存在する。
恐らく、山田と成海の兄弟のように育ったこと... それだけで素晴らしい。
この兄弟の部分は必見だ。




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