7年経ちました

55政党というブログからの

優秀な方々の発想は、実に残念だ 

BLOGOSでは食糧自給率の話題をピックアップしている。
今のところ自給率UP賛成の意見がちらほら.. という程度。
日本の食料自給率と他国の農業政策
食糧自給率について


現在、私のような多くの一般大衆にとって、中国などの安価な食糧は欠かせないものになっている。
外食・加工食品ほか、激安路線が存在しなければ.. とうに“生きてくために働くだけ”状態だったろう。
中国元が上がりそして豊かになって、とても中国からの輸入では価格を維持できないことになったら・・ 新たな新興国が現れるか.. 自分らの国で作るかするしかなくなっていく。

しかしここで重要なのは、そのようなブームは果たして国家が作ったのか?ということ。
そのような流れに完全に任せていては.. 今頃はきっとコメさえも輸入になっていただろうことは容易に想像できる。
そしてそんな時間が1世代分ほど過ぎれば、もうコメを作れる人もノウハウも農地も枯渇してしまうだろう。
その時になって慌てて対応していくようじゃあ.. 一時的に混乱が生じる。

そんなことにならないよう、主食だけは維持しているんだ!として.. しかし、そもそもの大きな流れは国家が作れているのではない。
つまり、国家主導で産業を進めていく姿勢に問題があるんだ。国家にできることは精々、ノウハウの蓄積と農地確保であろう。

世界で現在利益を出しているような方々とは、今の大金をせっせと将来の長いお金に換える努力につぎ込んでいる。
次に来る時代に必要になるであろう技術やノウハウや人材(企業)確保に精を出しているんだ。
アメリカであればそれは大変に成功した個人がやっているが、中東や北欧などでは国家自身がやっている。
日本では、長くて強いお金は官製主導.. 国家が民間企業を支援してきた。民間から集めたお金でわざわざ民間のために使って下さる。まあ企業は将来の長いお金など使えない!という性質も持っているから、そのような地道な調査・研究は国家がやってく形でいいかもしれない。

先々をシビアに分析するのはいいが、そのあとに取るべき行動とは“ポジションに見合った役割の実行”であろう。
その上でも「農業囲い込みが必要だ!」というならば、それは国営事業にすべきという意味になる。欠かすことのできない国家の使命ということであるんだろうから..。
そうではないというならば、「50%に上げるよう国の金を流す。」というような発想はホントにお粗末だ。その金はもっと違う方法にすべき。
ここにきて疑問になるのは、事業仕分けで・・ 「ああいうことをされるからこうなる。」と言われても仕方がない仕分けをしたんだろうか.. だったら、民主がやっていることはどうしようもないということになる。


①いずれ来る危機に対応しておく
②日本の素晴らしい食糧を戦略品にしたい
③地方になにかしら産業を配りたい

これらはそれぞれ別々に対策するよりない。同じようなところに資金を流すことによって、それぞれを思惑しているセクションがその枠組みからある程度づつ分け前を吸い取っていくような作戦は.. 結局どこも成功しないんだ。
そもそも①と②では、作るものも産業の構成の仕方もまったく異なる。むしろこの事業はあい対するものだ。

そして③絡みだが.. 特に今の民主政権は、郵政・公務員ほか地方に人手と資金を流したがる傾向が強く、農業政策ももしかしたら地方分権の準備に入っている可能性はある。
それならそれでいいのだが.. 国家主導び産業醸成など上手くいってないんだ。そこの発想を変えてかなきゃならない。

「じゃあ、どうすればいいんだ!」
→自分で考えろ。
「食ってけない!」
→最低所得保障でやってけばいい。
「未来が見えない!」
→自分で何とかしろ。“見える-見えない”とは、読んで字のごとく、当人自身の問題だ。

大体、都会にいてもなんとなくチャンスは転がってる風でしかない。
“そうであるからなお始末が悪い”可能性すらある。いっそ今繋ぎとめているものを壊すしかない環境のほうが幸せなのかもしれないくらいだ。



大体、日本では種蒔きゃあ、どっからでも食物は生えてくる。
だから重要なのは
●一旦耕作放棄した農地はどれくらいでまともに収穫できるようになるのか
●現実的に実践できるノウハウのリレーは可能か
くらいなんだ。

“5年はかかる”というのならば、危機が来る6.7年前から始めればいいだろう。
せいぜい、モンサントのDM食物に頼らなくて済むようにしておくことだ。

最後に、冒頭で取り上げている方々の意見の中に「経済で語るな」というのがあるが・・ 食糧とは経済だ。そして経済とは生きることを言う。屁理屈ではない。かつては“生きてくために働く”状態で、それでよかった。今は違う。生きること自体に迷っている程だ。食自体を楽しむという生き方もある。しかしそれは大変に贅沢な生き方でもある。食糧はエネルギーでしかない人は、牛丼チェーンとカロリーメイトで済ませる。
食と経済は切り離してはいけない。
第一、コメ以外の食物およびコメを作るためのもののほとんどは、結局輸入にどっぷり漬かっている。
飼料とか、加工用食材とか...。
食糧とは経済.. そうでなければ安全対策ということになる。
であれば、手段は変わってくる。

食糧自給率という数字が重要なハズがない。
もうちょっと、何がしたくて、何が問題なのかを見えるように話すことから始めなければならない。



【同日夕方追加】
さて.. ちょっと時間が出来たんで朝の食料自給率関連を追っかけていた。
それでツイッター絡みから興味深い記事を見つけた。
インチキ食料自給率に騙されるな! ---農業経営者2008年10月号

私には何の知識もない。食料自給率という数字を追っかける姿勢に疑問を呈していただけんだが・・ この記事によると、そもそも食料自給率という数値自体が問題らしい。
この記事の内容は、官僚統制機構のサマだが・・ であれば今の民主の姿勢は、農家にばらまきたいのではなく、農協と手を組むためだと妄想しておくほうがよさそうだ。

そしてこのような動き方は小沢さんの近くにあるものであるから.. どうやら私は小沢さんを買いかぶり過ぎていたのかもしれない。






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