7年経ちました

55政党というブログからの

さあ、今日は時間がなく・・ 8章と9章しか読めなかったが、大変にためになった。
8章は民主主義が独裁者を生みやすいことについてだ。特にナポレン・ボナパルトが厚くなっている。
9章は平和憲法がむしろ戦争を起こしやすいという話し。
タイトルにした話しが大変に感心し、また、私のような無学大衆の多くはきっと知らないだろうと思い、こっちを先に取り上げたい。

1998年の時点で何らかの平和主義条項が憲法にある国は124ヶ国。
さらに、日本と同じように「国際紛争解決の手段としての戦争」を放棄するとしている国もいくつもあり、アゼルバイジャン・エクアドル・ハンガリー・イタリア・ウズベキスタン・カザフスタン・フィリピンなどは、日本国憲法とそっくりなんだそうだ。

戦争を放棄する憲法は日本独自でも何でもなく、1928年に結ばれた「ケロッグ=ブリアン条約」というのが手本となっているそうで、同様の各国もそこから引っ張ってきているという話しだ。


9章は平和憲法についてであり、こっからむしろ話しは続くのだが、それには8章に戻らなければならない。
8章は、民主主義が独裁者を生みやすいことについて。
この辺については、私も日頃から「私たち大衆になど判断させたら危険なことになる!」と主張している。
民主政治を衆愚政治と非難しているのは、はるか遡ってプラトンが主張していたそうだ。
古代ギリシャは既に民主主義にいくらか近い形の政治が実現されていたそうで、そのような危険な気配がある状態だったそうだ。現に、民主主義が生んだ偉大な独裁者はジュリアス・シーザー(や、カエサル)がいる。そしてそんなカエサル以上の独裁者がかのナポレオンだ。
そして小室さん曰く、ナポレオンは熱心にカエサルを研究していたハズで、けっして偶然ではないとしている。「彼は最初から、民主主義の弱点を知っていた。だからこそ皇帝になれたとみるべきでしょう。」と言っている。
大衆の熱狂的な支持が集まり易いことや、何でもかんでも議会で話し合っていばかりで一行に物事が進まないことがその背景にある。
そしてヒトラーにも共通することだが、ナポレオンの時代は景気が良かった。これはひとえに、独裁者が強力に国家経済を改善させたことが大きいそうだ。
現にナポレン法典というのは、今でも俄然生きており、言うなれば「近代資本主義の基本法」に相当するそうだ。①契約の絶対 ②所有権の絶対 が定められているらしい。

そして、真の民主主義国家であるハズのアメリカは、大統領制という制度が、そんな民主主義の欠点を補うために確立されたものなんだと小室さんは言っている。
そこまで配慮された上での国家運営とは恐れ入る。

このような部分の考察は、今の日本で大変に有意義だろう。

このような時代を経て、次の独裁者ヒトラーの話題(時代)に突入する。それが9章だ。
ヒトラー権力はクーデターでも何でもなく、きちんと大衆の後押しを受けて議席を増やしている。
ナチスは当初過半数の議席を得られなかったようだが、ヒトラーは議員に呼びかけるのではなく、国民投票を多く活用して大衆の声でそっから権力を拡大させたそうだ。

この章は「平和主義者が戦争を作る」というタイトルであり、平和主義者がヒトラーを産んだ!?としているが・・ それに関しては、まともな説明はできていない。これは結果的にそうなんただけで、そこがメカニズムなわけではない。
ただ・・ ドイツ民衆の後押しを受けたヒトラーの拡大と、民衆の平和主義の声に逆らうことのできなかったフランス・イギリス... この組み合わせこそが、ナチスドイツを拡大させたことは間違いないようだ。

最後に、この章では基本的人権に絡む「内心の自由」ということに触れている。
基本的人権は場合によって制限を受けることがあるが、個人の内にある思想信条の自由だけは冒されることはない。

つまりこれは55政党で扱っている“価値観の強要”に係る話しだ。
価値観とは各自内面の話であり、日本のように価値観を奪い合うような政治はまるっきりであることが裏付けられている。


以降は、ヒトラー・ケインズ・天皇教・角栄と続いていく。


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