7年経ちました

55政党というブログからの

アゴラでの池田さんの記事
経営者と労働組合の雇用カルテル

連合の本性については大変に納得する。
ただ、常に気になるのは“同一労働同一賃金”についてだ。

今どきの企業は正社員と非正規が同じ仕事をしているんだろうか...?
クビにするわけにいかないから・・ と正社員に非正規と同じ仕事をさせている場合はここに含めることは出来ない。
重要なのは、本来からして正社員がやってきた仕事までも、非正規で賄っているかどうかだ。

そもそも私の日頃の主張は、労働とは役割のことであり業務ではない。
そして同じ役割を担っている以上、正規-非正規が別れることは大変に不正義だ。
しかし現実は、非正規に正規と同じ役割を担わせているケースなどほとんど無いと認識しており、それであるならば“同一労働同一賃金”という作戦は理を得ない。

労組の真の問題とは、労働者を守るために存在しているんではなくなっている部分こそ本丸だ。
組合の専従職員こそが組合を存続させる強いチカラであるが、そのような専従職員こそが本来真っ当でない存在であり、そのような人たち自身が生き残りをかけているような有り様が今の労組であろう。と同時に、あとは政治組織としてとりあえず大人数を抱えておきたい側がある。本来の存在意義は、労働者の側に法律の専門家が付いている・・という部分だけだ。
とゆうか... そのような搾取-被搾取的発想などそもそもが真っ当ではない。それが露呈してきただけのことだ。

要は、“同一労働同一賃金”を問うのではなく、労働組合という存在自体の在り方を問わなければならないのが本筋だ。
そしてこの問題は、新卒制度を堅持したい側にも関係してくる。学校だ。
基本的に新卒者を一から育てていくのが正社員の基本ルートとしている以上、中途即戦力以外はすべて非正規雇用扱いとする環境がある。
そこまで手を入れて初めて解決が見えてくるものであり、そのような本質に迫らない手段の実行はただ単に違う問題をつれて来るだけに過ぎない。

このように本質を真剣に議論し、共通理解を深めていくことこそが、自由主義の本質であり、現実を作戦によってどうにかしてしまおうとする姿勢こそが自由主義に反する姿勢だ。
池田さんの意見は、議論を促す軸の提示だと信じたいところだ。


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