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今一度、「合理性」について 

随分前にこの本について触れた。


合理的とはどういうことか (講談社選書メチエ)合理的とはどういうことか (講談社選書メチエ)

講談社 2007-05-11
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これは私が大変に参考になった本で、今一度取り上げておきたい。
タイトルは“合理的”だが、中身では“理性”を含んでおり、またその二つの概念は相重なる部分が多い。
なのでタイトルは“合理性”とした。

学者さんらは知ってるかもしれないが・・ 私たち一般市民の多くは“理性”というものを、本能を抑えつけるチカラだと認識している。しかしこの本によると、理性とはあくまでも本能の要求を叶えるために存在している。
現実の多くの諸問題を包括して、何とかそれを叶える方策を練るからこそ、“本能的”と呼ばれるような衝動的な行動を抑える働きになることが多い。

頭の悪い(実際には、知識の価値や必要性を軽視しているだけ)人たちはよく、そのような短絡的な手続きを踏むが.. それは実際には知恵や知識が足りない(それによる成功体験が足りない)のであって、バカなんじゃない。
このことから逆に分かること.. そのように先を見越して事前に策略を練ることが“理性”ということになる。

また、そのような策略を幾重にも積み上げていくことを合理的と言い、その二つの概念をくっ付けて私は“合理性”と呼ぶ。この二つの間に共有が多く、その境目や隙間を包括することができる。


世の中で使われる“合理的”の多くは、ただ単に“効率的”(つまり経済的)で、合理的は本来理論に整合性がなければならないものだ。
本来は合理的ではなく、効率的でしかないもの... 例えば「90%の確率で正」を正とみなす発想、そのような発想を積み重ね(または下敷きにして)ていった結果に得られる答えらしきものがある。
それは実際には、90%x90%x90%x90%x90%で59%... 一つ一つの物事をわざわざ正解を決め、そしてそれらが積み重なって論を導き出す。それが主に5つの土台を持つものである場合、合理的(いや、効率的)発想では明確に答えが出るのであるが、現実は59%で、ほぼいちかばちかレベルだ。

そうはいっても、そのように段取りしていくしかないんだ!として... それは答えを出さなきゃならないからなんであって、考察に真摯な姿勢とはとても言えない。


私たちは、ろくに高校すら卒業していないようなギャルやヤンキーが、決してバカではないことを知っている。
それは知恵や知識が自身にもたらしてくれた成功体験が若いころに得られなかったことが大きいハズだ。
それともう一点は、人間関係のカタチを知らないことも多い。主従関係、利害関係以外のカタチを身につけてこなかったことが大きい。それらは、幼いころに理屈抜きで体験・実感しなければ中々得られないものだ。

そのような心理学的視点の、私にとっての教科書は、エリック・エリクソン。と言っても、『ライフサイクル、その完結』(みすず書房)しか持ってないけど。
どういうわけが大変人気がないが・・ お勧めだ。



※写真は後日、アマゾンリンクに修正。


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