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[ 何を選ぶのか.. どうやって選ぶのか..   いや、それ以前に選ぶことができないことが問題だ ]

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『選択』5月号

さて夕方触れたように..
今月の『選択』は酷い。

三万人のための総合情報誌『選択』

と言っても.. この雑誌の主張が酷いのではない。
この雑誌から見る日本の現状が酷い。

公正取引委員会には、天下り先として85の公正取引協議会があり、昨今の消費者庁設立に伴い、そこへの天下り人事に関与してくるのではないか.. ということが心配事だったそうだ。
繰り返すが、これは公正取引委員会の話し。

そして、厚労省「薬系技官」の話し。
この薬系技官さんらが、日本の薬事行政を動かしている。彼らは薬学部出ではあるが、免許でいうペーパードライバーのようなものにもかかわらず、彼らに睨まれたら中堅以下の国内メーカーは生きていけないそうだ。そのような強権は当然天下りを促進し、それ以外にも横暴ぶりが甚だしいそうだ。
ここ数年続く薬価の値下げ等諸政策は、新薬にしょっぱく、従来薬においしい結果を招いていて、もはや武田薬品は新薬開発部門をアメリカに移し、日本を逃げ出したという。
審査は薬の内容細部検討というよりも、メンツが優先されているようで・・ 『選択』は、このままでは“薬害はまた起こる”としている。
審査は現在、医薬品医療機器総合機構(略称:PMDA)という独行が行っており、そこで「恐怖政治」を敷いている中垣敏郎という人がこのように名指ししかも写真入りで公開されている。

また、日本のライフサイエンス研究の中核である独行)理化学研究所の横浜研究所所長人事についても、「現場が荒らされる。理研もこんなことをやるようではおしまいだ。」との声まで上がっているそうだ。その人事の理由的なものは、天下り批判をかわすカモフラージュ程度しか思い浮かばないそうだ。

その他、民主党の「政治主導」は出鱈目であることなど.. 民主の迷走はいくつかでている。
「地盤沈下」止まらぬ日本の証券市場ほか、民間の迷走も多く出ている。※市場は民間とは言えないが、民間企業の活気こそが市場の地位を上げるわけで..。

今回の号についてはつまり、行政も政治も民間も... どいつもこいつも大企業病で、そのまま丸ごと沈んでいく様が目に浮かぶようだったということだ。



以降は、それ以外に気になったものをいくつか触れておく。

イギリスの「政治主導」批判(素人は引っ込みプロの官僚に任せろ)も、イギリス政治のどうしようもなさが表れている。但し、この批判の中に官僚サイドが政治サイドに対して“イラク攻撃の判断はおかしい”的なものも含んでおり.. この部分私の印象としては「官僚も似たようなものか..」と感じた。
物事というのは、後から振り返ってみれば誰だって答えは分かる。重要なのは、それが実施されるまでに変えることが出来なかったという事実だ。そんなことはあまりに当たり前なことであるにも関わらず、そのように振り返って批判するようじゃあ大したことは無いという話しだ。

中国の経済成長についても、「無意味な投資で景気を刺激」とか「いつまでも“消費”は弱いまま」とか「共産党あって国家なし」といった類で、本物ではないことを説いている。


最後に、多摩市長選挙のみんなの党の善戦について.. 公明党との連携か?という憶測が飛んでいるという記事が出ている。また、公明党は民主前原さんとも急接近しているそうで、つまりは第三極を取りまとめること全般を公明党が画策しているような印象を受けるが・・ ここでは微力ながら取り上げたように、逗子市議選では得票1位2位がみんなの党議員だったわけで.. その声をもうちょっと素直に受け取ることは果たして間違ってるのだろうか?という疑問が残った。



記事についてはここまで。

先日は、最高裁元判事の件をここで取り上げたし.. 何が酷いって、国民からしてみればある程度信頼されている行政セクションがこのようであることだ。
とにかく、読んでいくとあまりに絶望的だ。国中のどこにも、国家や苦労している平民を憂う気持ちが覗えない。にもかかわらず、弱者などと認定されたものに対してだけ過剰に保護する。
自身の繁栄のために取り組んでいくことが結果的に周囲の繁栄に結び付く最低条件は、正しい手段を選択することにある。そして正しい手段とは、担っている本業に真摯に取り組むことであろう。

それが正しい分業と言うものであり、“なり”がデカくなっているのに分業ができないようじゃあ.. 先は見えている。それはもちろん、公的セクションの話しだけではない。分業が出来ないような輩はそっこら中に増えている。自分が頭に描くプランが正しいと思い込んでいるために、人に任せることができないんだ。知識というのはスタートラインを決めているに過ぎない。なのに.. 知識で習得しうるものがあたかも全てであるかのような短絡的で怠惰で、非現実的な発想が横行している。現実がそんなに簡単なら、現実はとっくにもっと良くなっているんだよ。


おっと、逸れてってしまう。とにかく..
薬の審査の役人が、薬の中身よりメンツや気分を重視しているということの罪の重さが分からないのだろうか?
人殺しよりもむごい.. 大量殺戮をしているということなんだが..。
そして最高裁の元判事が、法を軽視した手続きを平気で選択する。それではいったいこの国のどこに法治が保障されていると思えるのだろう。

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  1. 2010/05/07(金) 00:28:56|
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