7年経ちました

55政党というブログからの

久々にサッカー関連。
今でもサッカーをアツく語る方々は結構いるみたいだ。
サッカー好きが飲み屋で2人も集まれば.. とたんに「岡ちゃん云々」「戦術が云々」などと止まらなくなる。

そのようなアツい方々の言い分や、近頃の日本サッカーを見ていてつくづく疑問に思うことがある。

私はそのように熱心ではないので、今流行りの戦術や中々キてる選手など知らない。(メッシとC.ロナウドで十分じゃないか?)
だけど私もサッカー部だったし、社会人の地域のサッカーチーム(○○市3部)に参加していたこともある。冗談抜きに同じ小中サッカ-部の同級生からJリーガーも出ている。

そんな適当な距離感で感じるのは...
日本サッカーの中心部やファンの主張する内容が、未だにカズ時代から変わっていないことが分かる。


日本のサッカーは... もうこれは分野的にはスポーツではなく“曲芸”だ。
高度に練り上げられた戦術に息詰まると.. なお一層高度な局面打開技でそれを突破しようという発想が蔓延している。

かつて多くの外国の優秀な方々は「日本人はサッカーを分かっていない」と言っていた。
韓国が活躍して以来、そのような“超上から目線”な意見は影をひそめたようではあるが、まさにこの言葉が的を得ている。

日本に必要なのは、戦術でも、その実践でも、組合せの相性でもない。
●キープする技術(詰めてこさせない距離感、スピード、持ち方も含む)
●取られないことの重要性(取ることを考えすぎ)


これだけだ。
未だに「世界の技術はすごい!」などと言っているが... 正直、日本人の技術は相当にすごい。
高校サッカーですでに“曲芸”レベルだ。
なのにまだ、曲芸を極めようとする。

重要なのは、サッカーを分かっていないということなんだが...。
サッカーとはまず、『ボールをいかに取られないように運ぶか』ということ。

南米は個人技、ヨーロッパは組織力などとよく言うが.. それは点の取り方以前に
●ヨーロッパは、体の使い方や距離感で相手に取らせないようにする
●南米では、個人技で取られないようにする


つまり本来は、これは取られない技術を表す。

攻めに際しても、『いかに取られないように攻めるか』なので、
●取られないところにパスを出す
●出すところがなければ持つ
●カットされないようなところに動く


などの、サッカーとしての基本的な動きが身についているからこそ、それ以上の戦略が的を得る。


組織や戦術以前の問題なんだ。
例えば、ヨーロッパではど真ん中で出しどころがない場合.. ゆっくり歩きながら前にボールを転がす。
ここは、ゆっくり徒歩で進めるからこそ... 当面誰も詰めてこない。
それでもしばらくすれば、詰めてこざるを得ない。なので、その一人分のマークがあくわけだ。当然周囲のディフェンスをその穴をケアしつつ自分の今のポジションもケアする。すると.. これはある意味では穴2つになるんだ。

このような当たり前のことを何も考えてやってるわけじゃあない。そのような駆け引きを日々続けてきたから自然と身についている。
第一、ヨーロッパ人は日本人に比べて明らかに不器用。大きな違いは、取られない技術を持っていることにある。

話しやや戻って.. パス出す先がない場合に、一気にドリブルで突っ込んでいく場合もある。
ところが、突っ込んでいくべき場所、タイミングというのがある。
そのポジションまで緩やかに持ち続けられる(これは攻守双方が分かっている)と.. 特に南米では一気に突っ込む。緩急云々ではなくて、ただ単にそのようなタイミングに出会えたからこそそれを選択しているだけのことで.. これも体にしみて分かっていることだ。
フォーメーションや戦術など考えた上でそれをするような器用な頭は持っていない。

また、詰めてくるにしても.. 欧南米は、詰め始めにそれを一気に“無力化する動き”を知っている。
そもそも詰めてきてそのままボールを奪えるなどと攻守双方思っちゃあいないんだ。右斜め前から一気に詰めてくる相手がいたとして.. 即座に自分が左前にスっと出るだけで急に相手が苦しいことになったりする。そのような駆け引きも、身に染みついているようなもの。
だから、詰めてきづらい距離感、動き方、場所ってのも染みついている。


解説者含め、「すぐに押し上げないと!」とか「サイドがもっと上げないと!」とか言うが.. 本来そんなことは二の次で.. サッカーというのはもっとシンプルなものだ。局面打開の駆け引きの連続でしかないとも言える。
全体を見渡す場合であっても、戦術やフォーメーションなど気にする以前に.. 『玉を狙う人の群れをどのように動かすか』という視点で見れなければならない。
ボールがやや前方45°に動けば(ドリブルでもパスでもいい)、その場所に見合うような形に、全体が移動(流れて)していく。そのように群れをウネウネと動きまわす中で穴を見つけるのがコントローラーの仕事なんだ。
ところがこれも.. やっぱり事前に“取られない技術”が身についてなければならない。


日本が今分析すべき一番の試合... それはアメリカ戦だ。
OPなり代表なりで、確か日本はアメリカに2度も大負けしている。
アメリカは日本よりずっと下手くそ。なのに完敗する。

それは、少なくともアメリカの方がサッカーを分かっている。そしてブレーン陣営が客観的に分析できている。
日本では、首脳部も監督もファンも.. みんな先入観や偏見で凝り固まっている。


事実を冷静に見る時...
●アメリカに大敗すること
●野洲の監督はサッカーのシロウトだったこと


この2点をまずは何よりも重視しなければならないんだ。



中田ヒデなきあと.. 俊輔がそのままその位置(役割)に収まっているようだが.. 中村俊輔は、生かされるタイプではあっても、生かすタイプではない。司令塔であってはいけないタイプの選手だ。
そんなことは.. サッカーを分かっている人ならすぐに分かること。

ところが.. 日本の首脳部、監督、ファン達は、そんなことも分からないらしい。

少なくともヒデは、“群れのうねり”や“取られないベース”での駆け引き、生かし方生かされ方を分かっている。
日本代表に必要なのは、野洲の監督や中田ヒデのような人間を監督にすること。(ベストはモウリーニョだろうけど..。)
それだけでいい。


日本人は、なまじっか器用に出来てしまうからこそ、このような簡単なことに気付かない。
答えは常に、自分の中にない。
答えが出ない場合は、視点を変えるよりない。




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