7年経ちました

55政党というブログからの

ユーロ、特にスペインを考える 

週刊エコノミストの今回のユーロ特集は、中々丁寧な仕上がりだと思う。

『現実を直視すれば、ギリシアはいずれ債務不履行に陥る』とか、『オランダでの世論調査では、国民の97%がユーロ脱退を望んでいる』とか.. かなり衝撃の大きい記事も出ているが、そんな現在地点において“そうならないための努力を続けていく”という意思は固いわけなので.. あくまでも未来を見ていこう。

そこで取り上げている重要な国家はスペイン。ガッツリ3ページをスペインに割いている。
ここ数年にスペインで起きている事柄を挙げると..
●住宅バブルの崩壊
●公務員給与下げ論(労組が強くとん挫)
●失業者の急激な拡大は臨時雇用者の解雇(終身雇用者は採用が控えられている)
●中銀総裁による銀行の合併の提案(45行のうち15行は合併すべき)

ムムム.. どっかで聞いたことがあるような話しだ。

スペインの経済って.. 私たちにはピンとこない。
しかし、EU圏ではドイツ29.1%、フランス21.6%、イタリア16.2%、スペイン9.0%、オランダ6.3%という規模らしく、なかなか。
名目GDPは1400兆円で、日本は4800兆円。しかし国民1人あたりのGDPだとスペインは310万円で日本は380万円と拮抗する。

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政府債務のGDP比は、スペインは60%しかない。日本は197%、EU圏トップのイタリアで127%。但し、対外債務はスペインは55%、日本は5%くらい。この点で考えると、ギリシアがEU圏トップであり、重要なんだろう。要は、対外債務のGDP比とでも計算すれば..
スペイン 33%
日本   10%
ギリシア 97%
ドイツ  43%
イタリア 57%

確かに、この辺がザックリと国債の信用評価なのかもしれない。
但し、人口が減っていく国では経済規模が縮小していくから借金の割合は高くなっていく。
中期的には生産層の所得が重要なんだろうから.. 雇用状況の方が重要か..。


まあ、そうは言っても.. 似たようなことが世界では起きている。
みんな似たような過ちを犯すもんなんだね~。

がしかし!!
菅さんの「ギリシアの二の舞増税」論には乗れない。

重要なのは、“破産”よりも“貧乏”よりも.. “希望”であるからだ。
まともにやってる人間がバカを見るような世の中は、どんだけ立派な理屈をこねられようと間違っている。
第一、貧乏というのは相対価値でしかなく.. 安全・安心には際限がない。


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