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55政党というブログからの

『新自由主義』という亡霊 

またまた、『新自由主義』という亡霊が蠢きだすのだろうか...。
新自由主義という醒めない悪夢 ---シートン俗物記さん

ちょっと読んだ印象としては“トンデモ”なんだが...
はてブランキングに上がっていたから、このような主張に賛同する方も少なくないのだろうと思う。


この記事によると..
日本をアイルランドやメキシコをサンプルにとって検討していいそうだ。
どんだけユーシューな頭なのか知らないが、とてもじゃないが理解に苦しむ。
アイルランドの人口は、埼玉県をちょっと大きくした程度。通貨も事情がある。メキシコは人口は1億と多いが、世界一の経済大国と接し、多くを依存しているという特殊事情を持っている。2050年には日本を大きく抜いて世界第五位の経済規模になると言われている。
そのサンプルを有効だと思える確信はどこにあるんだろうか...。
それでは、発想的に今の中国も共産主義として解釈し直してから検討したりするのだろうか..。

しかも取り上げた記事中に『ダブリンにあるトリニティ大学のフィリップ・レーン教授は「アイルランドには緊縮財政以外の選択肢はなかった。しかし、米国やドイツ、それに日本は、非常に低い金利でお金を借りられる。一つの政策をすべてにあてはめるべきではない」と語る。』ともある。それでもアイルランドを参考にしろ!と言っているようなものだ。


そして、どなたかの理屈によると、新自由主義にすれば外国資本が流入してバブルが起こるそうだ。
今の日本で、ホントに外国資本が流入してくれると思っているのだろうか?
だったら.. むしろやってもらいたいものだ。
その時は、外形標準課税でガッツリ回収し、国の借金などゴッツリ削ってもらおう。そうすりゃ逆に、膨らみたいバブルも膨らみきれないだろう。


そして支障をきたす部分で真っ先に医療を上げているが・・
日本では、医療は今既に民間が行っている。と言っても、収入源の多くは国家から賄われてはいるが、誰が医療費を削るといったのだろう?
新自由主義の教科書にでも載っていると言うのか?アメリカには国民皆保険が無かった。日本には古くからある。それだけとってみても、とてもじゃないが、ひとくくりになど出来ない。
せいぜいあり得る現象は、今の時点で治療不可能だった病気が、とんでもない代金を払えば治療が出来るようになるといったような現象だろう。
ところが.. それは今現状では治療不可能なものなので、今より良くなりはすれ悪くなっているわけではないということになる。但し、それをやっかむ気持ちは出てくるだろう。

医療分野に身を置く55として明確な現実は、経営が傾いた公的医療機関のほとんどは民間委託で立ち直っているという事実だ。


「規制緩和」「市場至上主義」「小さな政府」という理想モデルでも存在するのならば、ここでいっているような現象もあろう。
しかし、今やらなきゃいけないことは、税金増やすか、財政を縮めるかしかない。
そのどちらかもしくはどちらもを採用した上で、経済も活性化させなければならない。
その具体的な方法が、みんなの党の意見であれば●公務員の削減 ●日銀による中小企業債権買い取り なのであって、いったいそれのどこが「市場至上主義」だと言うのだろう。

年金の運用益は今年は9兆円。
その元手となる原資は130兆円だ。
本来、この数倍あったハズだと言われている年金原資を、どっかしらに使っちまった政府を信任し続ける現状の方が奇跡だ。

今でもあたかも規制緩和は進んでいるかのような印象だが..
雇用の規制は強化され続けている。それは事実だ。
なのに、労働環境が悪化し続けている。それも事実だ。
ナンチャラ主義という理屈を持ちだす前に、現実を見なければならない。
人材派遣では工場の件でしきりに話題が上がるが.. 都市部で見かける派遣の求人の多くは、事務だった。
それが今ではすっかり見られなくなったけど.. じゃあ、事務の正社員募集が増えたんだろうか?
どこ行った!その分は!!

公務員の給食のおばちゃんや、公務員の掃除のおばちゃんは平均年収500万近く。民間のパートのおばちゃんだったら時給800円だ。
だったら、民間も年俸500万程度を払えるようにすればいいのか?
そうすれば、財政が縮小して景気も回復するというのか?
国民の半数以上は年俸400万以下だと言われているのに。


現実や具体的施策を見ないで、ナンチャラ主義を打倒する。以降は、ひたすらナンチャラ主義への批判だ。
あまりにも乱暴なこのような主張は、日本が沈むための努力を続ける方々の仕業だと解釈するよりない。


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