7年経ちました

55政党というブログからの

円高無策 

日経BPで今度は財部さんが円高批判を上げている。
円高無策がうながす日本企業の難民化 ---日経BP(財部誠一さん)

今回は記事のコメントにも書いた。(承認されるかは知らん。)
そしてコメントが時数制限で言いたい事を買い切れなかったので、ここに載せておく。


まず、急激な円高に対してなのか長期的な変動に対してなのかで大きく異なる。
長期的なものこそが専門的な方々にしっかりと戦略を練って対策しておいて頂きたいもの。しかし、長期的に見る場合為替の変動は織り込んだ上でもやってける展望を描かなければならない。
この内容的には短期的なものを指しているんであろう.. しかし、今のタイミングからさらにドルを貯め込むことなど厳しい。いずれ手放すものであれば構わないが.. この論調では実質いつになっても売れないドルだ。市場に対して「投機的だ!」と言われても、このタイミングで本当にドルやユーロを買えるか?それは自分の金じゃないから言えることだ。
今後は、BRICS等新興国市場が世界経済をけん引していくとして.. 対新興国通貨で下げると、企業は新興国市場に入り込めない。十分に新興国市場に資本を投下した時点から、新興国経済が上がっていけば、つまりは通貨も上がってくんで、利幅が大きい。

新興国通貨を早い段階で適正レートに誘導することなど出来ない。
そして当該新興国家自身も、猛烈に介入して抵抗するだろう。

人民元連動を脱出し、ドル-ユーロに近づける道というのは、日本が再度自国製造&輸出国家に逆戻りすることを意味する。
それは不可能ではないだろうが.. 労働環境を一層ゆるくしなければならない。
そして、今でさえ文句を言われている特会... 紙屑になるかもしれないドルを、外貨準備を一層増やす決断をしなければならない。

ドルは紙屑にはならないとして.. 今後は世界経済は新興国家に支えていってもらうことは間違いない。
ドル-ユーロ-円のその3通貨自体が相対的に落ちていくんだ。

であるならば、円が高いうちに、新興国家に投資・投入しておくのが、まずはまともな道だ。
今は円が高い → 買収及び投資を増やしやすい → そうやって発展していく新興国が、真に成長を遂げていく → いよいよ新興国通貨も上げ始める → 投下資本の利回りは計り知れない。

海外投資の多くがドル建てであるならば、それはドル買い円売りになる。
まあ言っても.. 現実は、手に入れたドルを決済しないまま使ってしまうドルだろうけども...。


雇用を生まない投資は、確かに相乗効果・波及効果が弱い。
小さい原資で大きな経済を獲得するには得策ではない。
しかし、現実的に可能か不可能かを判断できなければ.. それは精神論・根性論でしかない。
回避できない事項を承認した上で、生き残っていく道を探らなければならない。

ねじ1本、潤滑油的なもの.. そんな、ほんの微々たるものにさえ研鑽を続ける日本の中小企業と、人の手でしかできない技術。そのようなメカニズムと人のリレー.. そこが生き続けることこそが、日本の生命線であり、大規模製造はもう、諦めるべきだ。

但し、ガラパゴスなものでもとんでもなく発展してきている日本は.. つまりは国内市場向けのみの製造業ってのは結構ある。そこは為替の話しとはそもそも関係がない。

そしてこの話題に度々登場する株安。
国外での株式時価総額など、何か影響などあるのだろうか?
私には意味が分からない。
時価総額が重要な買収じゃあ.. そりゃあ提携・合弁だ。

6勝4敗で構わないというリスク投資をゴリゴリ続ける日本の総合商社。
そんな企業まで売られてるとすれば.. そりゃあ為替とか金利以外に、もっと根本的な問題があるんだろう。
重厚長大とか国内インフラ企業などはずし、これからの日経225銘柄に切り替えて行く方が先なんじゃないか...。

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