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世論の醸成

すっかりご無沙汰していました。

世論と呼ばれているものの劣化が著しいこの頃。
今のまま順調に進んでいけば、ひょっとしたら世論と呼ばれているものが勝手に自滅していってくれるかもしれないという淡い希望が見えてきましたが...

なんといっても、主要テレビのオンデマンド化がまともな民主主義への一番の近道です。


現状それが叶わないのならば...
いっそ新たなオンデマンドTVを実践する組織が現れてくることを期待したい。

重要なのは、簡易ログイン。それは別に精度が高い必要はない。
それとセットで重要なのは、CMの方式。

CMフィルムを流すという形態ではなく、CMタイムにアンケート企画だったり、プレゼント企画だったりがたまに登場するような.. そういうCMにする。
アンケートやクイズプレゼントへの参加を促し、そのクーポンだったり景品だったりに費用を充てる形態のCM。

オンデマンドだからこそ可能な形態だ。
そしてそれは、簡易ログインしているそのIDあたりの嗜好や傾向をどんどん蓄積してい事になり.. それをフィードバックさせることで一般CMの内容に反映させることが出来る。

通常の地上波では、当然ながらCMタイムは半分休憩タイムだ。
さらに娯楽の選択肢が増え、自由な時間が減ってきている現代にあって、テレビを見るという行為自体が、以前に比べはるかにその番組を狙って視聴する傾向も強まっているハズ。

ダラダラ見ていない割合が増えていれば、CMの効果というのも随分と落ちてきているハズだ。
『とにかく不特定多数の目に入れたい』ことによる効果が一番得られるのは、むしろ新興企業にある。
新興企業がCMを打たないもしくは打てない状況というのも、大変に好ましくない状況だ。

オンデマンドのテレビコンテンツであれば.. そのような宣伝状況を改善できる可能性が大いにある。

そして先ほどのようなCM形式を若干補足すると..
そのようなちょっとお得なCMをランダムなり、不規則に配置する。
“当たり”状態を生み出すことによって.. CMタイム自体への関心度をアゲるような工夫も必要だ。

ネットだからこそ実現できるCM形態の確立は、ネットテレビ実現の可能性を大きくする。


CM企業にとって、テレビのオンデマンド化はメリットばかりであることは言うまでもない。



次に、オンデマンド化必須の説明。

国民一律に答えをひとくくりにして.. そんな不特定多数に見せるものを提供し続けていくからこそ、世論と呼ばれているものはあまりにも低レベルであり続けている。
それが”所詮お茶の間水準”であるなら.. それは致し方ない。
ところが最近は、そんなマスメディアの世論と呼ばれているものが.. お茶の間水準からもかけ離れてきている。
これは明らかに、現形態を変化させなければならないシグナル。

今の形が重要なんだ!と現秩序を維持しようとする勢力は、こうなってくると害悪でしかない。

今一般市民に求められている内容とは..
ニュースでもドラマでも芸能でも何でも、もう1歩踏み込んだ内容にある。

当然踏み込めば、提供する数を増やさなければならない。
さらに、現マスメディアには.. 組織力や細部技術などが、提供している内容にあまりにも不釣り合いに高水準な分野が存在する。
部分部分は大変に高レベルなんだ。問題はそれを使う先にある。ソフト面の水準が大変に低レベル。

子供だましにも程があるほどのレベルだ。

そんなものを、大変に高学歴だったり高コネクションだったりな方々が、わざわざ作っている。
大変な能力の損失。

ニーズやマーケットが細分化されてきているのだから、答えは簡単な話で.. 提供するものも細分化していけばいいだけの話し。
マスメディアという実体が既に存在していないように、マスマーケットももう存在していない。
全員で必死に亡霊を追い続けている。

各細分化されたものを提供していける形態に適した媒体、体制が必要という話し。


それともう1点が、政治世論。
マスメディアのあまりに短絡的て画一的な世論.. これは発信方法が少なく、さらに不特定多数に向けて行われていることに原因がある。

理想主義的な発想の持ち主が集まりやすい番組やチャンネル、愛国心が強い方々が集まりやすい番組やチャンネル、主婦の意見ばかりが集まりやすい番組やチャンネル、人をモノのように扱う方々が集まりやすい番組やチャンネル.. そういうものが、それぞれどんどん存在していい。

こういうった各分野専門的に偏った内容は、それぞれが大変高度に発達している。
マスメディアの世論など、あまりにも低レベルになる。

政治家や公権力利権者などにとって、支援組織がどうなっていくのか?こそが興味深い事項だろう。
ところが、一般国民にとってなにより重要なのは、法案の中身でしかない。
本来、何党が迷走してようが、国会が空転していようが関係がないんだ。

その行為によって『どのような重要な法案が次回送りになってしまう』とか、『どのような妖しい法案が通ってしまいかねない』とか.. 例えば民主の推す案であればどの辺が問題なのか、例えば自民の推す案とどこが違うのか.. そういうことを議論していく番組が必要だという話し。

物質的欲求が満たされているのならば、ソフト面での充実が必要だということは小学生でも分かる足し算引き算。
乗っけるコンテンツを細分化・深化させ.. 個別ニーズにあったものを提供し、また、それらを作っていける層の拡充を促し.. 細分化されたそれぞれが発展し、そのことによってそれぞれに消費や雇用のニーズが好転していく。

画一秩序を維持したいのは、今や官僚や大企業しかない。
そしてそんな方々が、ニーズを踏み外し(そもそもそこには既にマーケットが存在しない)それでもパワーで秩序を維持する。

日本経済の好転も、政治(つまり国民)の熟成も.. それだけで好転する。


テレビのオンデマンド化は.. それほど重要な事項なんだ。

ニュースもドラマも世論もマーケットも、すべて今より1歩踏み込んだところにニーズが存在する。
問題なのは、大規模・画一・統一秩序にある。

ブッシュ企業でおなじみのカーライルは..
優良専門分野中小企業に、ひとつひとつ丁寧に資金提供を行っている。


私たちに問題なのは、何もかにも答えを一つにしようとする習慣にある。
こここそが、個人の自由国家と大きくかけ離れている部分だ。

そのギャップこそが多くの現状の問題点を説明可能にする。

それぞれ考えや嗜好はバラバラでいい。
それでも同じ国家でよりよくあろうとする行為が国政だ。
その“バラバラ”を認めないのが日本の問題点。

そしてその原因もはっきりしている。
私たちは、常に正しい一つの正解を求められて教育されてきている。
これは一種の思考方法の習慣づけだ。

その習慣から自身を解放するのに大きな手間と時間を要する。
そして、そのような訓練が一番優秀な方々が国家を仕切っている。

教育分野で熱く戦っている方々は.. 果たして教育が、そこまで影響力を秘めていることを理解しているのだろうか?
重要なのは、教える内容ではない。教える方法にある。


いずれにしろ、今からそのような状況を一気に改善できる希望があったのが.. テレビのオンデマンド化であり、光の道構想だった。
今となってはそれは望み薄。

であるならば..
各個人個人に手が延ばせることが重要だと気付いている一部の企業なり資本が、それぞれ少しづづ.. オンデマンドチャンネルを始めていけばいい。

ちなみに現行主要メディアのオンデマンド化は.. 地方局は生き残りをかけて、どっちにしろ各細分化分野を拾っていく方向に進んでいく。
政治やニュースを拾うにも.. やはりそれぞれ各一歩踏み込んだものにしていかざる負えない。
それは同時に.. 各分野細分化されたそれぞれに専門的なスタッフを必要としていく。
そして各細分化された先に存在するニーズと共に.. それぞれが熟成されていく。

それは提供側-享受側双方にとって、大変に望ましい世界だ。

この秩序が進んでいくことによって..
初めて各細部から拾ってくるなり.. 分野横断の統括したチャンネルの必要性が見えてくる。
ここで話し合われる議論こそが、国政の水準を押し上げる舞台になる。


全戸光接続.. 全戸PCの安価提供で、そのような世界は一気に見えてきていた。


今や、地域主権よりも..
メディア細分化のほうがよっぽど未来への近道だ。


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テーマ:報道・マスコミ - ジャンル:政治・経済

  1. 2011/06/28(火) 21:47:55|
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