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北朝鮮の勉強

ここ数日で、金正雲の件や新体制移行、軍部の話しなど情報が増えてきているので少しは何か見えてきそうではあるが・・ 核実験直後では、何でそれをせざるを得ないか、その目的の背景は何か、一切見えてこなかったために、その時からちょっと何冊か本を読み始めていた。

私はこのように、中国、イスラエル、パキスタン、ロシアと本なりを読んで自分が納得いきたい部分だけを納得させるために、今までもこのような手続きを踏んできている。今回もそのような内容だ。んだので、最新情報とはあまり絡んでいないからそのような面で参考になどしないで欲しい。

私が常に気になるのは、世論だ。その世に対し、国民がどう思っているのか... を知ることがどうやら私には一番の手掛かりなようだ。自分自身が自国をそのようにいち大衆の場から接しているからなのかもしれない。


さて、まずは北朝鮮の国家の体の全体像の把握からだ。

金正日は言ってみれば宗教の教祖に近い。
しっかりとその教育に洗脳され、そして信心している国民にとっては神様級なようだ。
しかし、多くの矛盾に気が付いてしまった人もいる。最初っからそのような信仰心を自己の中に必要としていない(在り場所がない)人もいる。
しかしそれは宗教が政府と一緒の存在だから各個人にはどうにも手段がない。
・・・まあそんな感じだと私は解釈した。

そして政治体制やその土台は、共産主義的な理論に純粋な姿勢と価値観を強要する姿勢+社会主義的管理統制国家体制+儒教的伝統といったところか。
そのつじつま合わせとして現在必要なのは、敵国アメリカの存在であり、それが先軍政治的現状を要求しているんだろう。特に、金正日は軍事を握ることを大変に重視しているように解釈する。
このところのニュースの中に「言ってみればこれは軍部のクーデターに近い。」と評しているものもあったが、私の勉強の範囲では軍部こそが金正日に握られているものだと感じられた。

徹底した価値観の強要教育や世界観の刷り込み・・・ それが現実生活の充実と結びついている人たちにとっては、そのままラインに上がっていく道のりがある。そしてワイロや袖の下など日常生活では当たり前に浸透していても、それは教祖様が悪いのではなく、各役人が悪いことであり、自己の中に確立してしまっている世界観の中では、そんな国家体制が悪いなどと発想することなどあり得ず、むしろ「自分はこんな役人にはならないぞ!」と強く思う機会にさえなりえる世界があるようだ。
そうではなく、ハナっから現実的な面を重視する多くの層も存在する。
しかしその人らにとっても、そんなオイシイ役人になることをむしろ目指していくことになる(=現体制へ組み込まれていく)。どこの国でも親が子供の進路を望むような発想に共通する感じに、労働党員を目指す道こそがまさにラインに乗る道であるようだ。
つまり、現体制に批難の目を向けるよりも、現体制に組み込まれていくことを望む人が多い世界観なようだ。

そしてそのようなピラミッドを形成するにも、人民には階級が存在する。これは出身成分と呼ばれるもので、その階級が低いと、ハナっから要職には就けない仕組みになっている。んだので、出身成分が高い人はより忠誠心が高く、そしてよいポジションに就き易くなっている。当然、要職に就く人ほど現体制への忠誠は高くなり易い。反対に、出身成分が低い人は反体制的になるのではないのか?いや、それは国家体制に問題があるのではなく、自分の生まれた身分(出身成分)が低いからで、批判は体制には向かわない。ただ単に、よりオイシイ現実を手に入れることを目指そうとするだけだ。

このようなセカイは、一時期の飢餓の問題で大きくインセンティブが低下したことが伺える。国家を信じ切っていても、食糧さえ滞るようでは、「信じる」もクソもないわけだ。言論が監視統制されているにしても、そもそも現行制度と対比出来る概念の輸入自体がおぼついていないから・・ 反体制集会もしようがない。

どうしようもない現実や、ホントの世界を知ってしまった一部、そしてその人らの出身成分が低い場合、それでようやっと脱北も視野に入っていくる。ところが、その人らは出ていったら戻ってはこれないから・・ やはり真の情報を自国内に持っていくことは出来ず、行動の拡がりを産まない。

北朝鮮の北側の中国(※これは私は以前ここの国境がアムール川だと勘違いしていた)は、そもそもが朝鮮族の自治州になっていて、朝鮮族(中国人)と脱北者と韓国人の交流がはかれる地域となっている。一部商売で行き来できる人もいるようで、まさにここが情報共有の生命線になっている。特に、延吉という都市がその中心のようだ。
このラインから携帯電話を入手することは可能なようで、北朝鮮側に入っても、電波が繋がるらしい。(※但し、携帯電話の値段が北朝鮮人にとってはべらぼうに高いので、ほんの一部の人しか購入が出来ない。)
インターネットはまだまだ期待できる状況にない。
第一、自転車ですら年収の何倍もするそうで、そんなではとりあえず国民の手元には届かない。また、国内移動もかなり制限されている。まあ、自転車ですらそんなに高いので、自動車など一般市民はそもそも買えない。電車やバスでの長距離移動にはそもそも渡航(国内だけどね)許可証が必要で、そのような面も集会とか準備とか情報の共有が出来ない環境にある。
まあ、そもそも家が国から与えられている。つまり、だれがどこに住んでいるべきかは国家に把握されているということだ。だからこそ、その人が移動をするにも管理することができる。

つまり、延吉側に近い地域では、本当の情報を入手することは可能かもしれないが、役人→人民間へのリレー及び、役人の移動による他地域への情報の持ち込み、役人自身に反体制という概念が生まれないと... 内側から崩壊することは考えずらい状況にある。

いずれにしろ、「アメリカによって苦しめられているが・・ とにかく一度は、同報である南朝鮮と戦争をせねばならない。そのことによって国力は回復する。(南朝鮮もアメリカから解放される)」 ....このような発想は、一般常識的に広まっているもののようで、ここはかなりあり得る状況にあると考えておかなければならないようだ。


チャンマダンと呼ばれる闇市の拡大は仕方がない(政府は止められない)ようで、それが個人私財を認める方向になっている。それが購買力の差を生み、またワイロ天国も放置されざるを得ないこととあいまって、国家による平等な配布の世界は崩れている。
しかし、カギである軍事力と、宗教的主柱である金正日の体制に何ら影響を及ぼすことはない。むしろ役人腐敗が進み過ぎて国民が怒り、それがより一層の教祖様支持へのチカラになる可能性の方が高そうなセカイだ。


ちなみに私が読んだ本の1つは韓国人の方が書いているのだが・・ 思った以上に、“日本占領下”時代は影響しているようだ。度々それが出てくる。
まあ、統治自体が本質に影響したように解釈できる部分はない。統治体制の過程の話のようだ。


三男が正当な後継者と認められれば、教祖的存在は維持されるだろう。そして、国民からの内部崩壊はまだまだ遠い。ありえるのはクーデターでの崩壊だ。北朝鮮が国内で分裂するようだと韓国との紛争もなさそうだが、“何とか1つにまとまる”程度かもしくは正雲氏のもとで引き続き団結していくのならば、それは十分にあり得る。

日本やアメリカにミサイルを飛ばすような根拠は見つけられない。それはむしろイスラム勢力との連携方面でしか考えられない。

・・・そのように解釈する。




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  1. 2009/06/05(金) 02:16:39|
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